(2020.7.17)
手足などのすれる部分で、皮膚が硬くなり盛り上がったりしているのを『たこ』といいますね。
この『たこ』に当たる英語を辞書で調べると、callousっていうのが出てきます。
これ、発音はカラスかキャラスみたいな・・・。
だから、たこ=callous=カラスと言ってもいいかと。
まあ、callousは、『たこ』の意味の名詞callusの異なるつづりのvariantと説明されています。この意味ではcallusの方が一般的なのかな。こっちの発音はカルスに近い感じ。
callous には『(皮膚などが)硬くなった、たこができた』の意味の形容詞もあります。
ついでに言うと、
形容詞のcallousは『(他人の痛みに対して)冷淡な、無情な、無神経な』といった意味でも使われます。
(これ、皮膚の硬い「たこ」の部分は痛みを感じにくかったりすることから、比喩的にできた用法だと思われます。実はcallousは、こちらの意味で使われる方が多いようです。)
例文
He has a pen callous on his middle finger.
「彼は中指にペンだこができている」
僕のペンだこも昔はなかなかのものだったんですけどね。
(遠い目・・・)