英語で検察庁は?-🙊-#つぶやき英単語 1187

(2020.5.23)

日本の検察庁の公式サイトによると英語名は、
Public Prosecutors Office Japanです。

🙈

このサイトに、The Principles of Prosecution (検察の理念)というPDFの文書が出ています。以下その一文です。

1. Bearing in mind the responsibility to work for the public interest as servants of the whole community, we shall abide by laws, rules and regulations and undertake our tasks with fairness and integrity under the mottoes of uncompromising pursuit of justice and impartiality as well as neutrality and independence;

The Principles of Prosecution ←全文見るなら

「1. 私たちは、社会全体の奉仕者として公共の利益のために働く責任を自覚し、法令・規則を遵守し、中立・独立や公正・公平の妥協なき追及をモットーに、公正・誠実に業務を遂行します。」 Zuka隊長訳

項目1でいいこと言ってます。

黒川さん、これ読んだことないんですかね。東京高等検察庁(Tokyo High Public Prosecutors Office)の偉い人だったんですが。
偉くなる予定の人なら、自分に厳しくして、周囲と変な馴れ合い関係を持たないよう気を付けてもらわないと。

🙉

abide by ~は「~に従う」で、 法律、ルール、合意、決定などに従う場合に使える表現ですね。

☆彡 Like a rolling rugby ball 4 🏉 女性陣と選手名鑑 (ladies and player-directories in RWC Fanzone Kumagaya)

つぶやき英単語番外編  記 2020.5.20(まだ埼玉は緊急事態宣言のまま)

「ラグビーワールドカップ2019 熊谷ファンゾーンで見た女性陣と選手名鑑」の話

『選手名鑑』は英語ではplayer directory とかlist of players というんですね。(英語の話はここまで。後は、思い出話)

熊谷FZの司会、解説者やゲスト席は、並んだ観客用ベンチの最前列にありました。ベンチじゃなくて一人用の椅子でしたけど。その前に置かれた長机には、各自用に飲み物や選手名鑑の本がセットされてました。
(ここの運営の人、頑張ってたと思いますよ。)

いつの試合だったか、ドキンちゃんことドーキンズ英里奈さんがゲストの日。ロシア、サモア戦かな。
僕もその関係者席の近くにいましたが、みんな割とリラックスした雰囲気で試合見てました。
司会の田中美里さんがいて、解説者(ミヤッキーさん?、相馬さん?)がいて、その隣がドキンちゃんの並びだったか。

試合中、中継画面にたぶんどちらかの10番の選手が割と大きく映って、「かっこいい選手だな」と思った瞬間、なんかザザッと人が動く気配が。

実は、その選手が映った瞬間に、何を思ったのか、田中美里さんとドキンちゃんが選手名鑑を同時に開いたんです。二人ともさりげなくササっと動いたつもりだったかもしれないけれど、あまりにシンクロして目立ってて。
本人たちもはっとして顔を挙げ、お互い見つめて、ニコっと。
そこで、田中美里さんが一言「イケメン」と。

「そうだよね。ラグビー観戦、女性ならそういう楽しみも有りだよね。」と僕も納得してしまいました。

ということなんだけど。
もはや、記憶があいまいな部分があり、ちょっと脳内編集してしまってるかも。妄想ではないと思うんだけど。

RWCの熊谷ファンゾーン面白かったなあ・・・(遠い目)。

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コロナ関連: 抗体検査は英語で何? -🏥-#つぶやき英単語 1186

(2020.5.20)

『抗体』は英語で antibody です。(antibodyは「体嫌い」ではないんですね。)
辞書でのantibodyの定義は、こんな感じ

a protein produced in the blood that fights diseases by attacking and killing harmful bacteria, viruses, etc.:

Cambridge dictionary

抗体とは「血液中で作られるタンパク質で、有害な細菌やウイルスなどを攻撃して死滅させることで病気と戦う働きをするもの」ということです。

で、この原因となる細菌やウィルスが『抗原』ですが、これは 英語では antigen と言います。

新型コロナウィルス感染症関係のニュースで出てきている
『抗体検査』は antibody test 、『抗原検査』はantigen test です。

Redditというサイトに、
「日本ではCOVID-19の抗体検査 antibody test を大規模にやるべき」という外国の方の意見が出てました。
感染の全体像を捉えるためには、どこかのタイミングでそれも必要かと思います。

「元の木阿弥」は英語で何?-🙊-#つぶやき英単語 1185

(2020.5.19)

「元の木阿弥」って、「いったん良くなったものが、また元の状態に戻ってしまうこと」を言うんですね。

この言葉の由来にはこんな説もあります。
戦国時代、筒井順昭という武将が死んだ後、その息子が成人するまで死を隠したんだそうです。どうやったかというと、声の似た木阿弥という男を寝所に寝かせて、外来者を欺いたんですと。で、息子の順慶が成人し順昭の喪を公表したので、木阿弥は元の身分に戻ったということから「元の木阿弥」という言葉が出来たとか。
(元に戻れてストレス無くなった気もするんだけど)

辞典で元の木阿弥に当たる英語を調べたら、いろいろ出てきて。
例えば
  The wheel comes full circle
直訳したら「車輪が一周してくる」みたいな感じです。

他には
  be right back where one started とか。
「振出しに戻る」っぽい表現ですね。

コロナの事態も少し落ち着く感じになってきましたが、ちょっとしたことで元の木阿弥になりかねません。

So that you don’t be right back where you started, don’t let your guard down just yet.
「元の木阿弥にならないよう、まだ油断してはいけません。」

見上げれば transformer ! -🙊-#つぶやき英単語 1183

(2020.5.12)

道で上を見上げると、かなりな確率でtransformerが見えるんですよ。

電柱の上に『変圧器』が有りますね。あれが transformerです。

『柱上変圧器』pole transformer というタイプです。

transformers

変圧器 のこと、カタカナで『トランス』とは言いますね。電気器具とかの電源部とかにもついてます。でも、略さないでトランスフォーマーというのは、あまり使われない気がします。

というか、カタカナでトランスフォーマーなら、子供番組というか、おもちゃ屋さん関係というか、いろいろ形が変わるロボットのこと思い浮かべちゃう人が多いかも。

電柱の上のあの機械もtransformerなんだから、人が見てないところではロボットに変身してたりするのかもしれませんが。
(そんなわけないか)

コロナ関連: サイトカインの嵐―😷-#つぶやき英単語 1182 

(2020.5.9)

コロナの 緊急事態は続いて、僕の関連ボキャブラリーも増えてきてます。

サイトカインストーム(cytokine storm)という現象がCOVID-19の重症化に関わっていると、TVのワイドショーでも説明してますね。

cytokine をOxford英英辞典で調べると、こんな定義になっています。

cytokine NOUN Physiology
Any of a number of substances, such as interferon, interleukin, and growth factors, which are secreted by certain cells of the immune system and have an effect on other cells.

Oxford dictionary 

「cytokine サイトカイン:(名詞、生理学)インターフェロン、インターロイキン、成長因子など免疫系の特定の細胞から分泌され、他の細胞に影響を及ぼす種々の物質のいずれか。」

cytokine storm のWiktionaryでの説明はこんなです。

An immune system–cytokine positive feedback reaction to certain infections and certain drugs, which occurs when large numbers of white blood cells are activated and release inflammatory cytokines, which activate more white blood cells.

Wiktionary

「(病理学)特定の感染症や特定の薬剤に対する免疫系サイトカインのポジティブフィードバック反応。大量の白血球が活性化されて炎症性サイトカインが放出され、さらに多くの白血球が活性化されることで起こる。」 なんか難しい。

要するに、免疫系を活性化するcytokineが過剰に放出されることで、自分の臓器組織を攻撃する、免疫の暴走のような現象が起こるんですね。免疫作用に必要なcytokineも、「嵐」のように出しまくったら、自分の体が危ないということです。
(過ぎたるは及ばざるが如し= Too much is as bad as too little. なんだな。)

このcytokine storm を抑えるタイプの薬剤が、重症のコロナウィルス感染症の治療薬として試されています。

抗リウマチ薬(anti-rheumatic drug)であるアクテムラ(ACTEMRA)がそれです。実はリウマチもインターロイキン(IL)-6などのcytokine が過剰に放出されて起こるとされており、アクテムラはそのIL‐6の働きを抑えるよう作用します。これでコロナのcytokine storm も抑えられれば、重症の患者さんが救われると期待されます。

アクテムラの治験(clinical trial) は大変な仕事だと思いますが、中外製薬さん、病院や関係機関の方、そこのところは迅速かつ確実に進めていただくよう、よろしくお願いします。

ラグビーTier 1のtierは何?―🏉―#つぶやき英単語 1181

(2020.5.4)

日本はラグビーのTier 1になるらしいですね。久々の良いニュース。(でも、こういうのは本決まりになってから報道した方がいいんじゃないでしょうか。)

で、tierって何? ・・・ 気になるから調べます。👍  

辞書で引くと、tier は『(上下にならんだ)段、層、列』ということです。

「3段のケーキ」は、a cake with three tiers だそうです。そういうイメージか。

tier one とか first tier というと「最上位」のことで、
tier one company なら「一流企業」です。

ラグビーの最強豪国に位置するTier 1は、今のところ以下の10ヶ国です。

South Africa 南アフリカ (ランキング1位)
New Zealand ニュージーランド (2位)
England イングランド (3位)
Ireland アイルランド (4位)
France フランス (5位)
Wales  ウェールズ (6位)
Australia オーストラリア (7位)
Scotland スコットランド (8位)
Argentina アルゼンチン (10位)
Italy イタリア (14位)

日本 は今まで下のくくりのTier 2でしたが、現在のランキングはScotlandとArgentinaの間の9位ですから、11チーム目のTier 1 になる資格は十分にありますね。

Tier 1になるというと、強豪国の国際試合に日本代表がどう組み込まれていくかが興味深いところです。ヨーロッパ主体のSix Nations、南半球のRugby Championshipのいずれかに入るのでしょうか。(もしかしたら国際試合の枠組みやtierの制度など、ラグビー界が大きく変わっていくきっかけになるのかもしれません。)

変化に伴って、日本国内のリーグのあり方などの議論も出てくるのでしょうか。プロリーグの構想もあるんですよね。日本のラグビー関係者の方々もここはよく考えて、良い道筋をつけていただきたいと思います。楽しみに見守ります。

Chop chop はなんでなの?-📺-#つぶやき英単語 1180

(2020.5.3)

5月になっちゃいました。コロナで家に居て、TVでもそんな話題ばっかりで正直しんどい感じ。

僕はけっこうAmazon Prime videoでやってる海外ドラマを見てます。英語聞こうと思って見てるんですけど、まあ結局は字幕頼みになっちゃって・・・。でも時々はこれで英語の表現を覚えることもありますよ。

Chop chop!って『早く早く!、急いで!』という意味なんですね。ちょっと面白い語感で、もちろん俗語です。簡単なので、TPOによっては使えそう。

これカリブの島を舞台にした推理物のドラマ「ミステリーinパラダイス」で何回も出てきたので自然に覚えました。ちょい悪でいい感じのドウェイン巡査も言ってたと思います。

この chop chop 、オンライン辞書のWeblioで調べてびっくり。

From Chinese Pidgin English, from Cantonese 速速 (cuk1 cuk1, “quick”).

https://ejje.weblio.jp/content/chop+chop

語源は、中国ピジン英語や、広東語の速速から、ですと。

(ピジンは現地語と混じってできた方言のような言語らしい。)

🇨🇳

速速なら漢字で意味わかりますね。うーん、中国からなのか。

Chop chop!、速速!という感じで、COVID-19の流行も終息してくれませんかね。

BCPって何だっけ?-🤔-#つぶやき英単語 1179 

(2020.4.29)

頭文字をとった略語(initialism)というのは便利で多用されていますが、元の言葉を知っていた方がいいですよね。

例えば、BCPというのは Business Continuity Plan あるいは Business Continuity Planningの略語です。

Business=事業、Continuity=継続、Plan=計画ですから、日本語では『事業継続計画』ということになります。

英語での簡単な定義は以下のようになります。

A business continuity plan (BCP) is a plan that describes how a company will continue to function in the event of some kind of emergency, disaster, or incident.

Safeopedia.comでの説明

「事業継続計画(BCP)とは、何らかの緊急事態、災害や事件が発生した場合に、企業がどのように機能を継続していくかを記述した計画です。」

多くの会社が事業継続計画BCPを作って持っているはずで、それに従った対処がされていると思います。ただ、今回のコロナウィルス感染症による危機的状況は想定から外れた部分が多くあるかもしれません。どんな事態にも対応できる実効性のある計画になっているか、そのための体制を普段から整備してきたか、企業の「心がけ」が問われる状況ですね。

木の「こぶ」って英語で何?―#つぶやき英単語 1178 (2020.4.26)

街路樹とかで、瘤(こぶ)ができてるの見たことありますか?

例えば、こんなの。

木の瘤に当たる単語として、burl があります。(これは米国英語で 、英国式ではbur あるいはburrだそうです。)

他にgnarlやknotという言い方もあります。

樹木の瘤 burl は、局部的に組織の異常成長が起こってできたもので、傷や細菌などがその原因になるそうです。

このburlの中には、特異な木目が美しく木材として貴重な物があるらしいです。バール材、burl woodで調べると出てきますが、家具とか、高級自動車の内装、エレキギターの素材にも使われてるようです。

自然は木の瘤にまで美を与えてるんですね。

Nature gives beauty even to a burl tree.