(2021.9.21)
Shigella は『赤痢菌』です。この菌は経口感染して急性腸炎を引き起こします。
病名の『細菌性赤痢』は shigellosis というそうです。
このShigella という病原菌の属名は、1898年に赤痢菌を発見した志賀潔先生にちなんでつけられたものだそうです。(確かに、シゲという音が日本語っぽい。)
日本人研究者の名前が病原菌の学名に使われている唯一の例ですと。
赤痢は、発展途上国の帰国者で多く発生しており、容易に経口感染することから日本国内での発生例も少なくないそうです。
赤痢という日本語の病名は、その症状である「出血性の下痢」を表したもの。
(つらそう。)
コロナでも赤痢でも、手洗いをきちんとするのが予防の基本ですね。