(2021.5.2)
aqua regia は『王水』です。
(発音は άːkwə ríːdʒ(i)ə)
語源は「王の水」の意味のラテン語だそうです。
Collins English Dictionary でのaqua regia の説明は次の通りです。
a yellow fuming corrosive mixture of one part nitric acid and three to four parts hydrochloric acid, used in metallurgy for dissolving metals, including gold
「硝酸1と塩酸3~4の混合物で、金を含む金属を溶解するために冶金学で使用される黄色の発煙性腐食性物質」
nitrohydrochloric acid 硝塩酸とも言います。
これ、金属材料の組織観察用エッチング液としても使われています。
というか、僕はけっこうお世話になってます。
王水 aqua regia は金や白金などの貴金属を含む多くの金属を溶かすことができるため、
錬金術師 alchemist がこのように命名したらしいです。
aqua regia のかっこいい語感は、古の錬金術 alchemyの残り香なのかもしれません。
(中二病の香りかもしれないけれど。)